連休中は都会の自然を自転車で満喫してきました

月曜休みが多くなったために連休がとれるようになりました。とはいえ、どこへ行っても休みの日は人が多くて混雑しています。そこで思いついたのは、自転車で近くの自然をサイクリングするということ。幸いにも自宅の近くには川が流れていて、絶好のサイクリングスポットになっています。川沿いを走ると、子供や両親と魚釣りをしていたり、せせらぎを聞きながらビールを飲んでいたり、自由な時間がゆっくりと流れています。今住んでいるところは、明治の頃には別荘地として知られたところでもあるので、その頃のお屋敷にあったお庭がまだ残っていて、その一部が、今では庭園として開放されています。自転車を停めて中に入ってみれば、豊かな新緑に包まれて、陽射しの強さから逃れて一息つくことができます。また木陰に入って腰を落ち着ければ、都会とは思えないマイナスイオンを全身に浴びることができました。気分をリフレッシュできました。基本的には自転車移動なので運動不足にもおすすめです。

長年、道場生活を営んできたM・Tの占領からの解放

今一度、N・Tはこちらに向き直った。
「それにしても、お前が急にこんな突拍子も無い事を提案するとは思えないんだよな、私は。何かあったろ」
 N・Tは感覚が鋭かった。長年の付き合いともなると、お互いの了見まで見え透いてしまうこともいらっしゃる。
「私もそんなふうに想う。ひょっとしたらと思うけど、T・M絡みか?」
 またしゃべりはじめたかと思えばN・Tよりも洞察力の素晴らしいM・Tの一言にボクは狼狽した。
「やつか!おい、A・I!」
夜もすがら、昼の気分でN・Tが捲くし整える。こうなるととっくにボクは何もかも話すしかなかった。
「長年の居候毎日で飽きたのも生じるんだろうけど、さっそくここの食べ物は不味いんだって。スイーツも出ないみたいだし。だから少なくとも食後ぐらいはと思って……」
 やむなく家筋にとらわれ続けているM・Tが不憫に思えたのは安心だが、生い立ちから何まで、ひと通り本人の有様を知ってしまった前、何かしら一役買って出ようという虚勢が内面にあったのかもしれない。